ねぇ 僕等が描いていた夢は何だっけ
小さくて泥だらけでも 大事な思い出
右も左も判らない 不恰好な僕の
手をひいて助けてくれた 涼しい眼差し
大丈夫 大丈夫 って言いながら
君は何度も僕を抱きしめた
暖かいこの手を今度は僕が握るんだ
君の名前を叫んだ 世界は笑った
繋ぎ止めるその言葉が 何より尊い
これが僕等の運命 ならば塗り替えよう
暗闇の その向こう側
共につかまえる ヒカリ
ねぇ 僕等が出逢った日を覚えているかな
絶望に苛まれても隣にいるから
守りたい 守りたい 全部かけて
燃えても 捥(ルビ:も)げても 怯まないよ
戍(ルビ:まも)りたい 衛(ルビ:まも)れない 神様なんていないんだ
君の名前を叫んだ 世界は笑った
巡り巡って来た今は 誰にも壊せない
これが僕等の運命 ならばもういっそ
善も悪も全て僕が 救いあげてみせるから
恨んだ醜い この世界で
それでも愛したこの世界で
優しさ 温もり 知った僕は
何より強い
君の名前を叫んだ 世界は笑った
繋ぎ止めるその言葉が 何より尊い
これが僕等の運命 ならば塗り替えよう
暗闇のその向こう側 共につかまえる
堕ちる前につかまえる ヒカリ