唇に赤い血塗って
足跡で墓爛れて
今夜が尽きるまで
終わらない舞踏会
痛みも汚れも失くしたまま安らかに眠れ
そう、損してばかりなのはもういい
そう、やられてばかりじゃ報われない
くるくる くるくる 踊ろう
もはや何も目に見えないように
のろのろ のろのろ ゆめごこちで
美しく終えたい
死臭に香水かさねて
ベールを墓の上垂らして
今夜が尽きるまで
終わらない大行進
理由も正しさも今の僕にはもういらない
恋しさ、寂しさ、苦しさ、どうせ全部意味ない
呼吸も鼓動ももう忘れて安らかに眠れ
いたいけに腐り爛れ落ちる肉たちよ
恥ずかしげもなく露出する骨たちよ
いつか訪ねてくる果てに次がなければ
美しく終えたい
だから
唇に赤い血塗って
足跡で墓爛れて
今夜が尽きるまで
終わらない舞踏会
痛みも汚れも失くしたまま安らかに眠れ
死臭に香水かさねて
ベールを墓の上垂らして
今夜が尽きるまで
終わらない大行進
理由も正しさも今の僕にはもういらない
恋しさ、寂しさ、苦しさ、どうせ全部意味ない
呼吸も鼓動ももう忘れて安らかに眠れ