今 僕は名前も知らぬ山あいの町にいる
もえる緑が都会に馴れたこの目にはまぶしい
もう君の夢みる事も忘れたよ この町では
生きてる自然のいぶきの激しさ知った今では
ほんの小さな事にとらわれ
涙流して来たんだね僕達
君はあいつと暮しておゆき
僕は僕で新しく出なおす
今 君は目覚めた頃か この手紙読み終えて
どんな気持でコーヒー飲んでいるのか知りたい
君はあいつと暮しておゆき
僕は僕で新しく出なおす
こんな風に痛みも感じず
にくむ気持もおこらないなんて
もっと激しいはずの若さがこのままじゃ二人とも
見馴れた景色のよどんだ空気にうもれてしまう