眠れない夜
眠れない夜 風が窓をたたき
手招きして 誘い水をまく 眠れない夜
銀色のネオン ピンク色の壁
都会の暮しは 底なしで 眠れない夜
あこがれに連られて やって来たら
自分だけが ただ あこがれてる
眠れない夜が いつまで続くやら
北の汽車から 南の船へ 乗りいそいだ僕の足は
こんなところで 疲れた
珍らしい見せ物は すぐに飽きて
自分だけが ただ珍しくなってく
眠れない夜が いつまで続くやら
手紙も書いた 日記も付けた だけど宛名は
すべて俺のとこ 眠れない夜
眠れない夜、眠れない夜、眠れない夜……。