夜明けなど遠すぎる夜があるのなら
どこまでも果てしない 朝を探したいから
眠らせて どうか眠らせて
子供のように
それは幻 それは陽炎だって
お願い 微笑んでいて
ぼくはここだと 後ろに立っていてほしい
あの人と行く影は
人違いだて言って
華やかなカーテンを閉めただけの夜
そよ風が隙間から 午後の日差し伝える
目を閉じてそっと目を閉じて
あなたのように
何も見てない 何も見なくていいって
愛しく髪を撫でて
僕はここだと 部屋で私を迎えて
優しく頬を寄せて
一人でも生きてゆくため
それは幻 それは陽炎だって
お願い 微笑んでいて
何も見てない 君は何も見ていない
優しく囁いていて
一人きり 生きてゆくから