にぎやかな街の人々の中
オレンジ色に薄く染まる私たち
黒い空の下に垂れ下がった影が
私たちを繋げてくれるんだ
川辺に映る夏の夜の星々が
取り合った手を照らしてくれるようだ
この夏が過ぎてまた何回の冬が来ても
終わらない花火が
今よりもっと遠い所でも
私たちの愛は消えない炎で
熱くて垂れ下がった夏を渡って
やってきた君という夏休み
幾多の人の中を通り過ぎながら
手をつないで走ってる
静かな川の上の橋で
花火が満開になるのを待つ私たち
低く開けた月を目に入れながら
君との時間に涙を流したり
私たちの夏の夜が永遠であることを願う
満開の花火に沿って空を飛んで
輝く瞳に夜を込めて
炎の音に隠れたまま
静かにささやいて
君が大好きだよ